「く、ふっ、あっ、」
くちゅくちゅと卑猥な音が響く。
あれから何分、いや何時間たったのだろうか。
堂上はいつしか机の上に寝かされて、男たちにM字に足を広げられ、尻の穴に指を挿し込まれていた。
指を挿しているのは、もちろん今まで堂上を犯していた長身の男である。
「わかる?もう三本も入ってるよ」
「へっ、本当に初めて突っ込んだのか?」
「もう勃起してるぜコイツ。慣れてんじゃね?」
「ふっ、ざ、けるな…!」
堂上は快感に顔を歪ませ、涙目になりながらも男たちを睨みつける。
だが、その姿は怒りどころか、逆に誘ってるようにも見える。
縛られていた手は既に解けているが、頭の上で男たちに抑えつけられている。胸元はすでに汗と自分の精液でテカテカと光って、乱れたシャツとネクタイは更にそれを際立てている。
M字開脚した下半身は靴下しか履いておらず、その男の中心は一度射精したにも関わらず、ギンギンに勃起していた。
尻穴はローションでドロドロと濡れて、そこを男の指がぐちゅぐちゅと掻き乱していた。
「あ゛ぁあっ!?、くぅうっ…!」
男の指が、堂上のある部分を強く擦った。
すると堂上は体を跳ねるように震わせ、腰を揺らす。
「…見ーつけた」
長身の男はニヤリと笑う。
指を軽く曲げて、その部分をひたすらに擦る。
「あ、や、めっ、くぅ、うっ、ふっ…!」
あまりの快感に声が途切れる。
なんとか足を動かして逃げようと腰を浮かすが、それは男たちの手でしっかりと抑えつけられ、逆に自分から腰を振ってるように見える。
「やべ、俺限界だ…」
「あっ、お前ずるいぞ!」
堂上の腕を抑えていた男の一人が、堂上の姿に耐え切れず、ズボンのチャックを下して自分のチンコを出して、堂上の口元にもっていく。「おら、口でしゃぶれよ。噛んだらただじゃおかねーぞ」
「はっ、何をっ、んんぐっ!?」
乱れる堂上の口に無理矢理チンコを突っ込む。
堂上はいきなりの事に顔を背けようとするが、頭を固定されて動けない。
堂上の口に入ったチンコは、まるで堂上の内頬を撫でるように擦られる。
「ぐっ、ぷっ、ふぅ、んんん!」
「う、わ…やべ、こいつ…っ!」
男は快感のままに、堂上の口で抜き差しを始める。
その姿を周りの男たちも羨ましそうに見つめる。
「(くそっ、なんで、こんな…!)」
堂上は悔しそうに眉をひそめる。
何故自分がこんな目にあわなくてはいけないのか。
そして、なぜ自分の体は、こんなにも…
「くそっ、俺も…!」
「俺だって…!」
周りで見ていた男たちも、いよいよ我慢の限界になって各々が自分の性器を取り出す。
そして堂上の体に性器を擦り付け始めた。
「うわ、脇の下すげぇぐちょぐちょだ…!」
「乳首すんげぇ起ってるぜ…マジコイツ淫乱じゃね…?」
男の一人は、汗でぐっしょり濡れた腋毛をチンコで擦る。
ただでさえ男臭かった脇は、チンコで擦るたびに更にいやらしい音と臭いを漂わせる。
もう一人は堂上の起ち上がった乳首をぐりぐりとチンコで潰したり、テカテカ光る胸筋から腹筋にかけてまるで撫でるようにチンコを擦りつける。
「んんんっ、ふっ、んんっ!」
堂上はどんなに体を動かしても、体中を指とチンコが犯していて、もう頭は真っ白になっていた。
「(どうして、俺は、こんな、)」
口の中にある男のそれが、ぬぷっと抜かれる。
息を吸おうと口を開いて呼吸をする堂上の鼻から口元を、抜いたチンコから出る液体を塗りつけるようにすりすりと擦られる。
「(こんな、キモチ、イイなんて…俺は、)」
鼻から精液の匂いがツーンと頭を支配する。
体に擦られる男たちの性器も、尻穴を犯す長身の男の指も、顔に擦りつけられてるこの性器すら、だんだんと愛おしくすら感じてきてしまう。
「(俺は、淫乱、みたい、じゃないか…!)」
堂上は、目の前のチンコに向かって、無意識に舌を出していた。
元々、堂上は性欲に関しては疎いところがあった。
一般男子と変わらず、女性の体には興味はあったし、そういった経験も過去に女性としたことはあったが、図書隊員となってからは仕事と訓練と部下の指導で体力を使い果たし、性欲なんてここ数年感じる暇もなかった。
だからこそ、こんな男たちに体を触られただけで感じてしまう自分の体が信じられなくて、まるで自分がこういう事を望んでいたのではないかという錯覚までしてしまう。
「くっ、出るっ…!!」
「はぁっ、っう…!」
男の性器を舌で舐めると、男は思わずそのまま射精してしまった。
びゅくびゅくと出る精液は堂上の顔を汚す。
「あれ、早いんじゃないか?お前早漏?」
「はっ、違ぇーよ馬鹿。こいつ、自分から俺のチンコ舐めてきたんだ」
「え、マジ?完璧こいつ淫乱じゃねーか!」
「(ち、違う、俺、は…!)」
ゲラゲラと笑う男たちを堂上は内心で精一杯否定する。
自分は決して淫乱などではないと、理性が何度も自分に言い聞かせる。
だが、
「おい、こいつ射精しそうじゃね?」
「っ!!」
堂上の性器は、既に限界まできていた。
ヘソから陰毛までが、堂上のチンコから出る我慢汁ともいわれる液体で既に射精したようにどろどろだった。
チンコは既に張り詰めていて、今にも射精したいとでも言ってるように我慢汁が垂れ続けていた。
「うわ、本当だ。相当溜めてんだな」
「誰もチンコ触ってねぇのにこんなビンビンに勃起させて、お前ガチで淫乱だったんだな」
「は、あ、ちが、っあぁ!」
堂上が否定をしようと思った時、尻穴からぬぷっ、と指を抜かれた。
「こんなに我慢させて悪いね。今、気持ちよくしてあげるよ」
長身の男は堂上の張り詰めたチンコを見て小さく笑い、自分のズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
そこには堂上と同じようにギンギンに張り詰めているチンコがあった。
「気持ちよかったらキモチイイって言えば、もっと良くしてあげる」
「あ、や、やめろ…!それはっ、無理だ…っ!」
堂上は男の張り詰めたそれを見て、思わず血の気が引く。
あんなデカいものが、どこに入るというのか。
「大丈夫。意識飛ぶくらいイイぜ?」
「や、やめっ、っはあぁぁあああああああっ!!!」
ずぷっ、ぬぷぷぷっ!
長身の男は堂上のM字の足を掴み、腰を引き寄せ、自分のチンコを思いっきり突っ込んだ。
びゅるびゅるっ!!びゅびゅっ!!
同時に、堂上は体を思いっきり反らし、チンコからは自分の胸筋にぶっかける程の精液を飛ばした。
「あっ、あ、ああ、あぁあああっ!!」
あまりの快感が堂上の全身を駆け巡る。全身をビクつかせながら男のチンコをぎゅうううっと締め付け、二、三回長い射精を続けた。
「くっ…すげぇ締め付け…!」
長身の男は堂上の尻穴の強烈な締め付けに、今にも射精してしまいそうだった。
堂上は長い射精をした後、全身の力を無くし、ただ荒い息を繰り返していた。
「つ、突っ込んだだけでこの射精かよ…!」
「く、くうっ…!」
堂上の乱れた大射精に、周りの男たちはその場で射精してしまった。
それほど、堂上の射精姿は魅せられ、また性欲を掻き乱されるものだった。
「はあっ、あ、あぁ、はぁあっ…」
堂上は、長い射精と体を巡る快感に、もうほとんど理性など吹き飛んでいた。
少なくとも、すでに男の快感に体は慣れてしまった。
「じゃ、俺も動くよ」
「はっ、おっ、おっ、んんっ、ぐ、おぉっ!」
長身の男はがっしりと堂上の腰を抑え、パンパンと音を立てながら堂上の尻穴にチンコを突き刺す。
既に男たちに抑えつけられていない堂上だが、体は既に無意識に快感を求めて自ら腰を振り出している。
「自分から、腰振ってっ、そんなに、イイのかっ!?」
長身の男はニヤリと笑いながら、堂上のイイトコロからわざとずらして擦るように突く。
堂上は、もう、理性なんて残っていなかった。
「い、いいっ、きも、ちいっ、か、らっ!」
「はっ、だからっ?」
「も、もっとっ、奥、突いてっ、くれっ!!」
その言葉に、その場にいる男たちは全員思ったのだ。
これは堕ちたな、と。
堂上は自ら腰を振って、自分の感じる部分を突いてもらおうと必死だった。
ぶんぶんと揺れる堂上のチンコは先走る精液をあちこち飛ばしながら、先ほどあれだけ射精したというのにもう勃起していて、淫らに男たちに見せつけていた。
「くっ、俺も、もう限界だな…!」
長身の男も、堂上の腰を強く掴んで、下から上へと勢いよく突き始めた。
パァンッ!パァンッ!パァンッ!
「ああぁっ!あっ、おぉっ!おっ、おっ、くっ、おおおおおおおおおおっ!!!」
びゅるるるっ!、びゅびゅっ!
イイトコロを凄い勢いで突かれた堂上は、全身を痙攣のように震わせながら、チンコから大量の精液を噴き出した。
長身の男も、堂上の最奥を突いて、そこにどくどくと精液を流し込んだ。
「あ…ひ…はっ…」
涎と精液で汚れた堂上の顔は、快感で歪んだまま、ただただ息を吸っていた。
『…で、どうなんだ、捕虜の状態は』
「はい、特に内部事情はまだ聞き出せていません」
『何をやっている!さっさと吐かせろ!』
「ご心配なく。すでにこちらの掌の上です」
長身の男は、携帯で電話をしながら、ふと捕虜の姿を見る。
「んんっ!ふ、ぐ、んんんんっ!!」
「おら、もっと腰振れよ淫乱!」
「口がお留守になってんぞ!」
そこには、男たちに犯されながらも自ら腰を振り、男性器をしゃぶる堂上の姿。
「今後も、何度も聞く機会はありますから。何度も、ね。」
長身の男は堂上を見てにやにや笑いながら、上司との電話を切った。
―――END―――
という事で、堂上淫乱ENDでした(笑)
あの筋肉に吸い付きたいと思ったのは自分だけじゃないハズ。
また機会があれば続編を書きたいなと。

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